たるいのウォーハンマーブログ

ミニチュアゲームのウォーハンマーの情報発信ブログ

ウォーハンマーのラインナップとか金型とかから見えるリリースの仕方の話。

こんにちはたるいです。みなさんいかがお過ごしでしょうか。

GWは休暇体制に入りつつあるというか、年末商戦に向けた攻勢がおかしかったんや・・・と思いたい。商品リリースのペース早すぎなのでは?とか思うこともあるのですが落ち着いて考えるとガンプラも戦時中のジオン軍並の勢いみたいなペースでリリースしてるんで大きな括りでいうホビー業界ってすげーなと思うわけです。

 

ウォーハンマーってボックスセットの中身なんかはポーズ固定のものが多いわけですが、コンパチの製品もあるわけです。それでも商品の種類は膨大な量だと思うんですね。

これってガンプラも同じ事が言えると思うんですけど一応ウォーハンマーブログなんでこのままウォーハンマーを例に話進めます。

膨大な量だと言うことはその分金型も用意しないといけないわけで、金型のストックも膨大なわけです。そして金型は型を作るとなると結構な額になるのですよ。そして売れ筋とそうでないものも出てくる中で金型の費用を回収しなくちゃならない・・・自分のことじゃないのに胃が痛くなる話だ。

 

金型を用意した製品については量産する見込があるからそうするわけです。極少ロットならばレジンとかのが良い場合がありますっていうかフォージワールドがそういう立ち位置なのかな、よくできてる。

 

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引用元:https://www.warhammer-community.com/2019/11/11/sisters-of-battle-army-set-unboxinggw-homepage-post-1/

 

先日発売したバトルシスターアーミーセットを例にあげましょう。この箱のプラキットはポーズ固定の製品です。ですがこのセット自体は初期生産のみの限定セットのはずです。そこから金型の観点から導きだされるパターンをあげると、

1.初期生産(バトルシスターアーミーセット)のみで金型費を回収できるくらいの生産済。

2.後日金型を流用した別のセットとして再販される。

ぱっと思い付くもので上記2点のパターンが考えられるわけです。そして2.の再販パターンというとスタートコレクティングになることが考えられるわけです。でも従来のスタートコレクティングの箱に納めるにはランナーが大きめなので謎が深まります。シスターオブバトルVS〇〇みたいな対決セットで再録とか?

もしかして1.のパターンがあるかもしれないです。ただ金型の回収費用度外視してプロモーション的なことで今回のセットで終わりってことも無くはない・・・のかな?大きくない企業の場合ならあり得ない選択ではあります。が、始めに書いたように膨大なラインナップを抱えるGWさんなのでグロスで見たときにそれでもいいと判断してる可能性も無くはないです。無いと思うけど(どっちやねん)。

それくらい金型って作るの大変なんですよ。私なら製品の出来が悪くなってでも流用できる構成にしたいです。折角つくったものを長く使いたいという気持ちは製造に携わらない方でもミニチュアで遊んでいる方ならわからないでもない話のはず・・・。

 

製造の観点からいくと暫くしたら何らかの形で今回のセット内容のミニチュアセットが発売されるでしょう。

が、それがいつになるのかもわかりませんし、ウォーハンマーの商品の傾向として大きいボックスほどお買い得なのも事実です。何が言いたいかっていうとアデプタソロリタスが少しでも気になってる人はあるうちに抑えといたほうがいいよってそんな話。

後発の商品のが金型費が償却されてるのは事実ですが販売価格に転嫁されるかどうかはまた別の話です。むしろGWさん金型費用回収の為に販売価格が強気設定なところがある気がしますよねー。むしろガンプラが異常に安いだけな気がしてきたぞ・・・。