たるいのウォーハンマーブログ

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AoS戦術講座~バタリオンの考え方について~

手洗いをしっかりしよう!どうもたるいです。

 

今日は誰にも聴かれていないのに勝手にしゃべりだす戦術考察の回ですよ。

今回はエイジオヴシグマーのバタリオンでございます。このバタリオンという概念初心者にとってはなんじゃこれ必要なんかみたいに思うんじゃないかなあと考えています。実際に私も初めて編成組もうとした時このバタリオンって意味が分からなすぎるし必要なのかと思いました。というわけでなるべくわかりやすく解説していきます。初心者抜けて初級者向けくらいの内容なのかなあ。そういうお前はどれくらいのレベルなん?って聞かれるとすごく返答に困るのですが自称中級者くらいだと思ってます。ほんまに?

 

脱線しましたがまずバタリオンとはどういうものなのか、直訳すると大隊です(そこ?)。

40kのバタリオンデタッチメントとは繋がりはないので完全に切り離して考えてね!

大隊という名の関する通り兵を一つの括りにするということはなんとなくイメージできると思います。さらにAoSのバタリオンの場合アーミーによって構成条件の違うバタリオンが複数ある場合がほとんどです。

そしてバタリオンを成立させるためにはユニットのポイント数+バタリオンのコストを支払う必要があります。

アイアンジョウを例にあげます。

バタリオン名:アイアンフィスト

バタリオンコスト:160pt

バタリオンの条件:ゴアグランタユニット、ブルートユニット、アードボゥイユニットのいずれかから3~5ユニット

バタリオン効果:各自軍側ヒーローフェイズにつき1回、このバタリオンに属するビッグボスは1司令ポイントを消費することなく指揮アビリティ『強大なる破壊者』を発動できる。

 

という感じです。微妙に端折ったりしてますがバタリオンの説明の例としてはこれくらいで十分だと思うのでこのままいきます。

最低3ユニットで編成できるので3種類のユニットを全部入れていきましょう。

ゴアグランタ3体(160pt)

ブルート5体(130pt)

アードボゥイ5体(100pt)

アイアンフィストバタリオン(160pt)

合計550pt

とまあこうなるわけです。これをみてもわかるようにアイアンフィストバタリオンはアイアンジョウの中でも花形ユニットなゴアグランタと同じコストがかかってしまうのです。基本的にバタリオンのコストは1ユニット分に相当するpt数が設定されていることがほとんどなので1ユニット減らしてでもバタリオンにするのか、それともそこまでのメリットはないからバタリオンはいれないでおこうとかそういうことを考える必要があるわけです。

 

とりあえずここまででバタリオンを成立させることが出来ました。次はバタリオンにどんなメリットがあるか説明していきます。

 

・バタリオン能力を使うことができる

読んで字の如くバタリオンに設定された追加の能力を使うことができるようになります。アイアンフィストバタリオンの場合強大なる破壊者を使えるようになるのですごく強力でございます。

 

第1バトルラウンド開始時に司令ポイントが1ポイントもらえる(16:45頃追記第1の表記がない為紛らわしくなっておりました。)

バタリオン1つごとに1ポイントもらえます。これのいいところは第1バトルラウンド開始時にもらえるので自分が後攻になった場合に相手の先制攻撃で兵が消耗してバトルショックテストを強いられる場合にも指令ポイントを使ってバトルショックを無視することが出来るのでいざというときの保険になります。攻める側にとっても圧力になるので大きいです。

 

・神器が追加で1つ選べる

神器は1アーミーにヒーロー1体にしか装備できないのですがバタリオンが成立していると追加で装備できるようになります。つまりヒーロー2体に1個ずつ装備させることが出来ます。因みにヒーロー1体に2個だったりユニークキャラクター(アイアンジョウだとゴルドラック様)には装備出来ません。残念。

 

・複数ユニットをバタリオン単位で一気に配置できる

とてつもなくわかりにくい概念。AoSはバトルラウンド開始前に双方のユニットを1ユニットずつ交互に配置したあとにバトルを開始するのですがバタリオンを構成するユニットの場合まとめて1ユニットとみなして配置できるようになります。それにどんなメリットがあるのかというと、AoSのルールにはユニットの配置を先に完了したプレーヤーが第一バトルラウンドの先攻後攻を選ぶ権利を得るようになっているので、その権利を得られやすくなるというわけですね。先攻後攻は選べるものならなるべく選びたいです。

 

それじゃあまたまたアイアンジョウ、かつさっき作ったアイアンフィストバタリオンを例にして配置をしてみます。

バタリオンをありプレーヤーAとバタリオンなしのプレーヤーBとしましょう。

どちらも同じ3ユニットを使用しています。

プレーヤーBが先に配置をすることになったとします。

プレーヤーB1回目配置:ゴアグランタ

プレーヤーA1回目配置:アイアンフィストバタリオン(ゴアグランタ、ブルート、アードフィスト)で終了

プレーヤーB2回目配置:ブルート

プレーヤーB3回目配置:アードボゥイで終了

結果プレーヤーBが最初に配置をし始めたのにも関わらず先に配置が終わったのはプレーヤーAなので先攻後攻の選択権はプレーヤーAが獲得します。

ちなみにこのまとめて配置ですが必ずまとめて配置する必要はありません。今回の3ユニットのバタリオンの場合先に2ユニット、そのあと1ユニットみたいなやりかたもOKです。

 

というわけでメリットも軽くまとめてみました。全然軽くない。

アーミーや編成の考え方によってバタリオンを使うかどうか考え方は変わっていきます。

例えば私の場合アイアンジョウを使うときはほぼ必ずと言っていいほどアイアンフィストバタリオンを入れて編成しますし、シティーオブシグマーを使う時はバタリオンはほとんど意識せずに編成します。無理をしてでもバタリオンを成立させてもいい場合や無理に成立させてもあまりメリットが大きくない場合の両方のパターンがあるのでこれは慣れなのかなあと思います。

ユニットを一気に配置できるというメリットを活かす為にバタリオンで固めると編成の柔軟性を失ったりみたいなこともあります。1回分の配置で終えられるアーミーもいます。この辺の戦術というか分析も色々してるんですがこの部分も書くと多分もう2000文字以上必要になってくると思うので別の機会にします、初級どころの話じゃないと思うので。

おわり!